生産設備に組み込まれた産業用タッチモニター

CPUを含まない産業用表示・入力ユニット

産業用タッチモニター|15.6~32インチとOEM対応

LCD、タッチ、映像回路、タッチ接続、筐体を一体化し、装置への組込み方法と使用環境に合わせて構成します。コンピュータを内蔵するPanel PCとは役割を分け、必要なI/Oと機構条件を先に確認します。

  • PCAP/抵抗膜
  • Open Frame/Panel Mount
  • 映像+タッチI/O

製品定義

産業用タッチモニターは何を含みますか?

一般にLCD、タッチパネル、表示制御、タッチインターフェース、電源入力、筐体または組込みフレームを含む表示機器です。CPUやOSを内蔵する場合はPanel PCとして別に選定します。

  • 画面サイズより先に取付けとI/Oを確認
  • 前面IPと筐体全体のIPを区別
  • 実機のLCD・電源・接地でタッチ評価

標準ラインアップ

実在する6サイズから、装置に近い基準構成を選ぶ

標準機で取付け・表示・I/Oの方向性を早く確認し、必要な項目だけOEM変更します。詳細値は公開中の英語製品ページと対象モデルの最新版仕様書を照合してください。

掲載値はEver GloryのYW01/YW02仕様書に基づく確認値です。※18.5型の温度範囲など、モデル固有値は承認仕様書で最終確認します。

選定条件

産業用タッチモニターで最初に確認する項目

カタログ上のインチだけで選ぶと、取付け、配線、清掃、視認性で手戻りが起きます。装置側の条件から仕様を絞ります。

表示要件

解像度、輝度、視野角、表示方向、周囲光を用途に合わせます。

タッチ方式

PCAP、抵抗膜、手袋、スタイラス、湿潤条件の優先順位を決めます。

取付け

Open Frame、Panel Mount、VESA、前面フラット構造を筐体図面で確認します。

接続と保守

映像、タッチ、電源、ケーブル方向、交換性、供給期間を整理します。

標準サイズ比較

15.6~32インチの標準機を、表示面積だけで選ばない

下表はEver GloryのYW01/YW02仕様書で確認した標準構成です。数値はシリーズ内でも異なるため、見積り時に対象モデルの最新版を再確認します。

サイズ/モデル表示・輝度接続・温度・外形
15.6型
YL-GZYW01Q156TC-V1
1920×1080/350 cd/m²HDMI+VGA/-5~50℃/386.56×235.99×37.6 mm
18.5型
YL-GZYW01Q185TC-V1
1920×1080/350 cd/m²HDMI+VGA/-20~70℃/外形は承認図で確認
21.5型
YL-GZYW01Q215TC-V1
1920×1080/350 cd/m²HDMI+VGA/0~50℃/522.64×314.11×41.6 mm
23.8型
YL-GZYW01Q238TC-V1
1920×1080/250 cd/m²HDMI+VGA/0~50℃/573.44×342.86×41.6 mm
27型
YL-GZYW02Q270TC-V1※
1920×1080/300 cd/m²HDMI+VGA/0~50℃/708.59×420.73×49.38 mm
32型
YL-GZYW02Q320TC-V1
1920×1080/250 cd/m²HDMI+VGA/0~50℃/外形は承認図で確認

※27型は資料内にQ270TC/Q270ACの表記差があるため、正式見積りでは型番と承認図を再確認します。全モデルともPCAP USBタッチ、VESA 100×100 mmを標準仕様書で確認。

産業用タッチモニターとタッチ表示モジュールの構成比較

選定の入口

完成モニター、Open Frame、表示モジュールを分ける

金属筐体付きの完成モニターは単体で設置しやすく、Open FrameはOEM筐体への組込みを前提にします。LCDとタッチの積層部品だけが必要な場合は、表示モジュールとして設計した方が合理的です。

Ever Gloryでは、外観の似た製品を一つのカテゴリにまとめず、CPUの有無、筐体の有無、取付け方法、必要な映像入力で入口を分けます。

  • CPUありはPanel PCとして別選定
  • 筐体なしの積層部品は表示モジュール
  • 機器筐体へ固定する場合はOpen Frameを検討

機構と環境

前面シール、開口、ケーブルを装置図面で合わせる

前面IP仕様は、正しいガスケット、開口、公差、締結、取付け面がそろって初めて成立します。『IP65』が前面だけか、筐体全体かを図面と仕様書で区別します。

映像、USBタッチ、電源のコネクタ位置と抜き差し空間も重要です。保守時に装置を大きく分解しなくても交換できる配置かを、試作段階で確認します。

  • 開口寸法とガスケット圧縮を確認
  • コネクタ方向とサービススペースを確保
  • 前面保護等級の適用範囲を明記
産業用タッチモニターのパネルマウント取付け確認
産業用タッチモニターの接地とノイズ評価

安定動作と供給

表示、タッチ、電源、接地を一つの評価対象にする

タッチ応答は、LCDの駆動ノイズ、電源、筐体接地、USB経路、ケーブル長の影響を受けます。組立前のセンサーテストだけでなく、最終筐体に固定した後に再試験します。

産業機器では、初回導入だけでなく、部材変更と供給継続の管理が重要です。代替LCDやコントローラ変更が必要な場合は、外形、表示、タッチ、EMCへの影響を評価してから反映します。

  • 組立前後でタッチ機能を確認
  • LCD、電源、筐体GNDを含めて評価
  • 部材・ファームウェア変更を版管理

仕様確認

産業用タッチモニターの設計入力と確認資料

産業用タッチモニターの最終仕様は、対象モデルの資料、装置図面、実機評価、承認サンプルを照合して確定します。

産業用タッチモニター選定シート
区分確認内容必要な根拠・入力
表示サイズ、解像度、輝度、視野角、向き、使用時間現場の視認距離と周囲光
タッチPCAP/抵抗膜、点数、手袋、スタイラス、水滴実際の操作具と画面状態
取付けOpen Frame、Panel Mount、VESA、開口、公差筐体図面と交換手順
I/O・電源HDMI/DP/VGA等、USB/シリアル、電圧、コネクタ方向ホスト機器とケーブル長
環境・調達IP範囲、温度、清掃、振動、数量、供給期間適用条件と変更管理

用途別の確認点

産業用タッチモニターを使用環境から選定する

産業用タッチモニターに必要な評価条件は、装置の用途、操作方法、取付け、周囲環境によって変わります。

生産設備

作業手袋、制御盤、長時間表示、ノイズ環境を考慮します。

キオスク

前面フラット、清掃性、耐久性、組込み交換性を重視します。

物流端末

視認距離、手袋、取付け強度、I/Oを現場動線から決めます。

制御ステーション

VESAまたはパネル取付け、映像接続、保守性を整理します。

確認手順

産業用タッチモニター:評価から量産仕様の確定まで

産業用タッチモニターに関する図面、設定、サンプル、試験結果を同一リビジョンで管理します。

  1. 01

    用途確認

    装置、設置場所、操作者、表示内容、清掃方法を確認します。

  2. 02

    構成選定

    表示、タッチ、筐体、取付け、I/O、電源を組み合わせます。

  3. 03

    図面確認

    開口、奥行き、コネクタ、ガスケット、ケーブル経路を合わせます。

  4. 04

    実機試験

    表示、タッチ、電源、接地、温度、操作具を評価します。

  5. 05

    承認・供給

    仕様、承認サンプル、変更通知、供給計画を管理します。

確認資料と適用範囲

産業用タッチモニターの仕様記載を承認資料へ結び付ける

適用範囲を明確にするため、産業用タッチモニターの試験条件、対象構成、資料名、リビジョン、量産基準を文書化します。

必須

外形・取付け図

開口、固定、コネクタ、ケーブル、保守空間を確認します。

必須

表示・タッチ試験

解像度、入力、操作具、最終筐体での応答を記録します。

案件別

前面シール確認

IP表記の範囲と、取付け条件を一致させます。

量産基準

構成・変更履歴

LCD、基板、タッチ設定の版を追跡できる状態にします。

設計時の確認例

選定例:制御盤へ組み込むタッチモニター

前提
PC側は別置き、前面操作、作業手袋、盤内配線を想定。
選定
Open FrameまたはPanel Mount、PCAP、必要な映像・USB接続を比較。
評価
開口、ガスケット、ケーブル、接地、実PCとのタッチ応答を確認。
承認
図面とI/O、適用IP範囲、タッチ設定、交換手順を文書化。

FAQ

産業用タッチモニターについてよくある質問

産業用タッチモニターの適用範囲と、案件ごとに確認すべき条件を整理します。

産業用タッチモニターにCPUは入っていますか?

このページのタッチモニターは原則として表示・入力機器で、CPUやOSを含みません。演算機能が必要な場合はPanel PCを選定します。

PCAPと抵抗膜はどちらが適していますか?

マルチタッチや前面フラットを重視する場合はPCAP、圧力入力や特定の手袋・スタイラス条件では抵抗膜も候補です。操作と環境から決めます。

IP65なら背面も防水ですか?

必ずしもそうではありません。前面のみの保護等級と、筐体全体の保護等級を区別し、取付け条件を含めて確認してください。

Open Frameと完成筐体モデルの違いは?

Open Frameは装置筐体への組込みを前提とし、開口や固定方法を設計します。完成筐体モデルは独立設置やVESA取付けに向きます。

見積り時に何を送ればよいですか?

サイズ、解像度、映像・タッチI/O、取付け図、IP範囲、温度、操作条件、数量、供給期間をご提示ください。

技術相談・見積り

取付け図とI/Oからモニター構成を選定

画面サイズ、解像度、映像・タッチ接続、取付け方法、開口、IP範囲、操作条件、数量を共有してください。候補構成と確認項目を整理します。

下記の情報をご共有いただくと、産業用タッチモニターに必要な仕様と評価条件をより効率的に確認できます。未確定の項目は「未定」で構いません。

送付いただきたい情報

  1. 01希望サイズ・解像度
  2. 02周囲光と必要輝度
  3. 03取付け方式・開口図
  4. 04映像/タッチI/O
  5. 05IP範囲・温度・清掃
  6. 06評価用サンプル数量・年間数量・供給期間

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Dongguan Ever Glory Photoelectric Co., Ltd.

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